話題のメンタリストDaiGoは、スマップのテレビ番組『SMAP×SMAP』でもフォーク曲げをアピールした時期から共演している。その頃から彼に関心を示していた木村拓哉が、現在のパフォーマンス“人の心を操る”メンタリズムについてラジオ番組で感想を語った。

今年の4月23日にSMAPの冠番組『SMAP×SMAP』に登場したDaiGoは、ゲストの阿部寛とSMAPメンバーの“心を操って”一同を唖然とさせた。彼はお昼の番組『笑っていいとも！』でも、メンタリズムによるパフォーマンスで毎週その凄さを見せ付けている。

そんなDaiGoについて、木村拓哉がラジオ『木村拓哉のWhat’s UP SMAP！』で5月18日に裏話を明かしたのである。

DaiGoが初めて『SMAP×SMAP』に登場した時は、まだフォーク曲げがパフォーマンスの中心だった。その時のことを木村はこう語る。「僕もマジックにつま先だけ突っ込んだことがあるので、正直『すごくうまいな』と思いました」という彼は、まだDaiGoのパフォーマンスの裏を見透かしていたのだ。

ところが、それから数か月するうちにDaiGoはメンタリズムによるパフォーマンスを次々と展開してきた。阿部寛と共にコップの飲み物を選んだ木村は、目隠しをしたDaiGoから見事に何を飲んだかを当てられたのである。

この時のことを、木村は「ネットでDaiGoについて『首のところにカメラを隠している』とか『スタッフが観客に紛れてサインを出している』とか言われるけど、一切ありませんね」と証言したのだ。

また、DaiGo自身が「これは超能力でもマジックでもなく、科学を追求した結果です」と明かしていることに触れると、木村は彼とのいくつかのエピソードを語った。

「これって脳科学に関係しているよね？」と木村が尋ねると、DaiGoはそれを認めたのだ。また「DaiGoの髪型、“鬼太郎”みたいだけどそれも関係してる？」と指摘すると、「さすが、見るところが違いますね」と答えたという。そこまで細部にDaiGoの仕掛けは施されるのである。

また、木村がCMで共演する北野武から教わった“あること”をDaiGoにしてみせたところ、「すごいですね。まさにメンタリズムです」と感心していたらしい。北野武なりにメンタリズムを体得していることも驚きだが、全く別の道を歩んだDaiGoとどこかつながっていると思うと不思議な法則を感じる。

そんなDaiGoは『いいとも』の4月度レギュラーになっていたが、5月も引き続き出演しているほどの人気なのである。おそらく『SMAP×SMAP』にもまた登場するだろうが、彼が凄いのはパフォーマンスがその都度進化するところだ。このまま行けば、いったいどうなってしまうのか？　そこを見届けたいものである。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）