大ヒット映画『ターミネーター3』(2003年)にジョン・コナー役で登場し大きな注目をあびた俳優ニック・スタール(32)が、「行方不明になった!」としてここ数日大変な話題になっていた。だがどうにか本人と連絡がついたということで一安心。今後は薬物への依存を断ち切るべくしばしリハビリ施設に滞在し、本格復帰を目指すことになりそうだ。
「俳優ニック・スタールが行方不明に!」
そんな仰天報道から数日、ここに来てようやくニックの無事が確認されている。「夫の行方が分からなくなった」として別居中の妻がロサンゼルス警察に届けを出したのは去る5月14日。最後に妻がニックの姿を見たのは5月9日であったというから、ニックの諸問題をイヤと言うほど知っている妻も「ついにトラブルに巻き込まれ、生きていないのでは」と大きな不安を抱えていたようだ。
ニックはこれまでにもアルコールや薬物への依存がたびたび報じられ、1月にはタクシー料金を支払わなかったとして逮捕されたばかり。華々しい俳優業の裏でスキャンダルまみれの私生活に、心配する声が多くあがっていた。そしてついに「行方不明」が報じられメディアにも激震が走ったが、このたび本人から友人らにメールで連絡が入り「(リハビリ施設で)治療を受けることにした」という告白があったそうだ。
警察に夫の捜索を依頼した妻ではなく友人らに連絡をしたという点も気になるが、とにかくニックはその言葉通り、土曜日の晩にはリハビリ施設に入所したという。今後30日間にわたり治療を受けクリーンになることを目指すというニックだが、ファンのために、そして何よりまだ幼い一人娘のために、健康的な生活と体を取り戻すべく治療に専念していただきたい。ちなみに妻はニックのリハビリ施設入りが事実かどうか、いまだに信用できないと語っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)