今年2月11日にわずか48歳で急逝してしまった世界の歌姫、ホイットニー・ヒューストン。彼女が誰よりも愛した娘ボビ・クリスティーナ・ブラウン(19)は、今なお母の死を受け入れられずにいるという。
ホイットニー・ヒューストンと歌手ボビー・ブラウン(43)の間に生まれたボビ・クリスティーナ・ブラウンは、今なお母の死から立ち直れずにいる。ホイットニーとは常に良い関係にあったわけではないというが、何があろうとも変わらず愛してくれた母親の急逝はボビをどれほど苦しめていることか。そんななか人気のコメディドラマ『Tyler Perry’s For Better or Worse』への出演が決定。これを機にショービズにも本格的な進出を果たすのではないかと見られていたのだが、芸能サイト『Radar Online』によると、この番組への出演を数週間前には辞めてしまったのだという。ボビが収録に参加したのはわずか数エピソードというから、事実だとすればあまりにも早すぎる降板劇である。
「彼女はドラマに出る準備ができていると思っていたのです。でもそれは間違いでした。」
情報筋は同サイトにそう語り、ボビがコッソリと番組セットから去った際それに気づいた人はほとんどいなかったこと、またボビが泣き崩れていたことも明かしている。
とはいえ現在、『Lifetime』のリアリティ番組の収録は続けているというボビ。これには「どうしてリアリティ番組だけは続けるのか?」という疑問も噴出しそうだが、情報筋いわく「リアリティ番組のほうが苦労が少ないし、(ボビだけではなく)ホイットニーの他の家族の撮影もあるから。」とのこと。家族に囲まれての仕事のほうが心理的に楽という事情もあるのかもしれないが、とにかく話題のドラマに出演することは今のボビにとって荷が重すぎたようだ。
「ボビは泣きながら“ちょっと時間が必要なの”と言っていました。立ち直るためのブレイクが必要だともね。今は番組に参加できる状態ではないようです。ボビはまだ母親の死を悼んでいます。」
同情報筋はこう言うが、もうひとりの情報筋の以下の発言も印象的だ。
「ボビは混乱しています。母親抜きで生きていく心の準備ができていないのです。」
我が子の幸せこそが親の幸せである。ボビを遺し旅立ったホイットニーは、一日も早くボビが立ち直り幸せになることを何よりも願っているに違いない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)