赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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歩くとき、運転するときは常に下を向いていないと危険な目に遭うかもしれない。南アフリカで穴に関する二つの事故が起こった。ひとつは妊婦がマンホールに落ち抜けなくなった事故。もうひとつは車が道路の穴にはまったというものだ。
去る4月13日、南アフリカの北西州に住む妊娠5か月の女性が、鉄製の蓋ではなく薄い金属片のようなもので覆われているマンホールを見た。金属片とはいえマンホールを覆っているほどなので、女性は「(マンホールの上を)歩いても大丈夫だろう」と思い、のったところ金属片が折れ曲がって穴にはまってしまった。
駆けつけた救急隊によると「妊婦の重みで金属が折れ曲がったのだろう」とのこと。その後助けられた妊婦は州病院へ運ばれたが、かすり傷程度ですんだ。お腹の赤ちゃんも無事だった。
4月17日の朝には、ダーバンで軽トラックが道路にできた穴にはまって運転手が怪我をした。救急隊が駆けつけたとき、軽トラックは、車体の前方部分が道路に埋まっているように見えるほど深い穴にはまっていた。運転手は自力で脱出したが数か所怪我をした。
近隣の人の話によると4月16日の午後から穴はどんどん大きくなっていたのだが、通行止めのサインなども置かれていなかった。しかも月曜の夜に降り出した雨で穴に水が溜まり、道路の穴は目立たなくなってより危険を増していたそうだ。穴は車幅ほどもあり深さは70センチほど。南アフリカの道路は、今回ほどではないが小さい穴がいつの間にかできていることがあり、運転中も気が抜けない。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)