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高校生ラグビーの大会で、選手が審判を殴り昏倒させる事件が起こった。高校生とはいえ鍛えられたラガーマン、大人のひとりぐらいは軽く跳ね飛ばせよう。
去る4月9日、南アフリカのプレトリアで行われていた高校生ラグビーのトーナメント戦。南アフリカの国技とも言われるラグビーである。高校生といえどもすでにプロ並みの試合展開を見せる。試合の活躍度によってはプロの監督からスカウトされることもある。当然、審判もプロの試合をこなす経験者だ。
今回の被害者は、『ブルー・ブルズ』という南アフリカで最強ともいえるプロラグビーチームの審判連盟から派遣されたクリス・デ・ビアーさん(37)。デ・ビアーさんは、ある選手が相手チームの選手を殴ったという理由でレッドカードを出した。デ・ビアーさんは、試合報告に必要なためレッドカードの選手の背番号を控えようと近づいた。すると問題の選手が喉元につかみかかり、「くだらないことでレッドカードを出しやがって」と叫び頭を殴ったのだ。デ・ビアーさんはその場で昏倒した。
これは高校生とはいえスポーツ選手としてあるまじき行為である。4月10日には、ブルー・ブルズ審判連盟の顧問弁護士と民事訴訟について話し合い、デ・ビアーさんは問題の選手を暴行傷害で訴えることにした。
連盟サイドはこの事件に対し、「選手、選手の親などから、こういった暴言や暴力を受ける審判は多く、審判の育成を大きく妨害している。」と審判不足の理由を挙げた。
審判を殴った選手は、今年いっぱいは試合出場停止の処分を受けている。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)