モデルでデザイナーの武藤静香のブランド“Rady”の表参道店が、4月18日にオープンした。同ブランドを愛用するAKB48メンバーも駆けつけて祝福し賑わったようだ。その武藤静香が、ブログで涙ながらにオープンへの思いを明かしている。彼女がメディアなどで見せる姿からは想像できない苦労があったことが垣間見える内容だ。
武藤静香の名前が広く知られたのは、ファッション誌『小悪魔ageha』のモデルとなってからだろう。当時彼女は19歳だったが、それ以前にも16歳から『egg』や『Ranzuki』でモデルとして活躍していた。『小悪魔ageha』のモデルが“アゲ嬢”と呼ばれて、ギャルだけでなく若い女性層から支持されたことで人気が上昇した。
そして彼女は部屋着ブランド『Rady』を立ち上げるとデザイナーを務めるなどして活躍の場を広げ、今やファッションをリードする存在になったのだ。
ブログ『武藤静香の何でもよくなーい??』では彼女が“Rady1号店”オープンを前にした4月17日に、「涙が出てきちゃってブログかけない」と珍しく真面目に心境を綴っている。
武藤静香の夢は「ファッションデザイナーで成功すること」だったのだ。「モデルのお仕事もデザイナーとしてのためだと思って、ずっと頑張ってきた」とこれまでのモデル活動もその道のりであったようだ。
「今まで人に見せないけど、裏ではすごく努力してきた」という彼女は、「何百?何千回? わからない程たくさん泣いた」と普段の彼女からは想像できない事実を明かす。「遊び、自由、友達…」多くのものを失い、自身の夢でもあった“Rady”のお店ができて「その1億倍ぐらいの嬉しい物をたくさん得た」と喜びの大きさを表している。
“Rady1号店”は新商業施設「東急プラザ 表参道原宿」にオープンした。オープン前には、Rady愛用者が多いというAKB48メンバーも訪れている。
AKB48の片山陽加が、ブログ『純情通り3丁目』でその様子を報告している。「AKBで一番着てる率の高い、Radyさんがお店を出店するということでお邪魔させてもらった」と、メンバーの中田ちさとや高城亜樹と訪問し、3人で武藤静香と一緒に撮った写真を紹介しているのだ。
AKBも愛用する“Rady”としてさらに人気が出るのではないか。武藤静香の夢は2号店、3号店とさらに続きそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)