イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】ニッキー・ミナージュの実父、ニッキーの「父はくたばればいい」発言に大ショック。

人気ミュージシャン、ニッキー・ミナージュ(29)の実父が今、酷いショックに打ちのめされているという。その原因は、つい先日ニッキー本人の口から飛び出したTVでの衝撃発言であった。

ニッキー・ミナージュの実父については、良い話がまるでない。ニッキーがまだ幼かったころ、頼りになるべく実父はドラッグと酒に溺れては暴れまくるという悲惨な毎日だったという。ニッキーはかつて父親が自宅に火を放ち母親を殺害しようとしたことも明かしているのだが、つい先日出演したABCの夜の報道番組『ナイトライン(Nightline)』での発言はかつてないほど衝撃的であった。

父親を殺してやりたいと思っていたわ。アイツなんて、もうくたばっていればいいのに。」
「私たちはママの命が奪われるんじゃないかと心配だった。(父は)感情が爆発するとママをブッ殺すって脅しをかけてきたんだから。」

こういった発言に衝撃を受けたファンや視聴者からは批判の声も多くあがっているのだが、中でももっとも衝撃を受けたのは他でもない、ニッキーの実父本人だったようだ。現在彼は、“世間の人々に俺が暴力的なモンスターなんかではないと知ってほしい”と切望しているという。

今回のニッキーの発言について、ある情報筋は芸能サイト『TMZ』に対し“ひどく大げさに言っているだけ”などと否定的コメントを寄せている。ニッキーの実父はかつて怒りを抑えることができない問題を抱えていたと認めてはいるが、ニッキーが『ナイトライン』で暴露したほど酷い状態には至ったことはないという。このような形でメディアに話をしたこと、またニッキーが“くたばっていればいいのに!”などと思うほど自分を恨んでいたと知り、実父は憔悴しきっているそうだ。

「ニッキーのことを今でも愛しているし、これまでもずっと愛してきた。」

大きなショックに打ちのめされながらも、実父はなおもそう主張しているらしい。

どういう事情があったにせよ、ここまで深くなった父娘の溝を埋めることはほぼ不可能ではあるまいか。幼かったニッキーの記憶に狂いが生じている可能性も完全には否定できないが、29歳になるまで心の中に抱え込んできた苦々しい感情を払拭することは並大抵のことではあるまい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)