お騒がせ歌手のコートニー・ラブもすでに47歳。一時期は正視できぬほど激太りをして大変な容姿になっていたが、“年齢を重ねるごとにダイエットは難しくなる”という定説をヨソに40代に入ってから激痩せに大成功している。そんなコートニーも例にもれず豊胸手術にトライしているのだが…。
『GET ME A XANAX(仮称)』という暴露本を今必死に売り込もうとしている人物がいる。その人の名はJessica Labrieさん。2010年から2011年までの間、ごく短期間ではあるがコートニー・ラブのアシスタントを務めていたという人物だ。この暴露本の中でLabrieさんはコートニーの薬物使用を含むアレコレを大暴露しているというが、そこに書かれた内容の真偽はともかくとして、コートニーが実に様々な問題を抱えていることは確かのようだ。
中でも噂されるのが、度重なる美容整形である。唇をふっくらさせる手術と豊胸手術はとりわけ有名だが、かつてのコートニーの写真を見ると、両乳房の下に残る横一本の傷がハッキリと確認できる。乳首を隠し胸の豊満さだけを見せつける魅惑的なコートニーの写真が何枚もあるが、その傷痕ゆえに「あ~、やっぱり豊胸か。」と多くの男性ファンはガッカリしたという。その後しばらくしてまたしても“自慢の胸”をカメラに晒したコートニーであるが、そのときはなんと左胸の下に硬そうなシコリが浮き出すという、まさに悲惨な状態となっていたのだ。
その後のコートニーはまさかの激痩せに成功しているが、これに関してもやはり「胃を小さくする手術により減量したのでは?」という噂が払拭できずにいる。本人が知人に手術を認めたと報じられ一時期大騒ぎとなったが、コートニーの代理人はこれを完全否定。健康的なダイエットにより減量に成功したとコメントを発表した。しかし、急激な減量によりタルみきった腹部を隠しもしないイタいビキニ写真が多数流出してしまい、さらに大きな話題を呼んでしまった。そのときの騒ぎにショックを受けたのかコートニーはまたしても自分の身体に手を加えた。過剰に残っていた腹部の皮もまったく無くなり、シリコンが話題となった胸もイビツさのない小さな形に落ち着いている。整形に整形を重ね、多くの失敗を繰り返した挙句にスッキリ“まとまった形”で落ちついたコートニーだが、このようなラッキーなケースは多くはあるまい。
元アシスタントに“ハマったまま抜け出せていない!”と言われているドラッグ同様、顔、胸を含む体の複数箇所に手を加え続けるコートニー。中毒のように整形を繰り返してしまう事情の裏には、中年ならではの皮膚のタルミ、なかなか隠しきれない手術の傷、シリコン異常の問題がありはしないだろうか。
コンプレックスは誰にもあるものだ。もちろん年齢を重ねるごとにその数は徐々に増えていく。だが幸運なことに、我々は医学の発達した現代に生きているのだ。信頼できる医師に任せてコンプレックスを解消することは悪いことではあるまい。そして、年を重ねたからこそ、なおさらナチュラルな結果を求めたくなる。このためにはやはり術後に残る傷について医師から十分な説明を受けておく必要があろう。
そこで今回も「女性の美」と言えばこのお方、「池田ゆう子クリニック」院長・池田優子先生にお話をうかがった。
-今回のコートニーですが、両乳房の下に傷が確認できたり、シコリが浮き出したりと、豊胸手術したことがハッキリわかっていたようなのです。ナチュラルなバストは豊胸では不可能なのでしょうか。
池田先生「豊胸とひとくちに言いましてもさまざまな方法がありますので、ナチュラルなバストを目指すならば方法を吟味した方がいいですね。」
-なるほど。では、ナチュラルなバストに仕上げる豊胸にはどのような方法がありますか?
池田先生「そうですね、当院でお奨めしている脂肪注入法ですとご自分の身体にある余分な脂肪を吸引し、それを少しずつバストに注入します。バストと同質の脂肪を利用しますので、不自然な硬さもありません。よりナチュラルと言えるでしょう。他にもメスを使わない豊胸術でしたら当院の“プチ豊胸”がありますよ。」
-“プチ豊胸”ですか。それはどのような方法ですか。
池田先生「採血した自分自身の血液を遠心分離機にかけ血小板成分を分離し、その成分をジェル状の注入物にしてバストに注射器で注入します。注入物はしだいに体内に吸収されていきますので、バストアップの持続期間は半年~2年となります。バストアップはしたいけど手術をするには勇気がいるし、いきなりサイズアップはしたくないという方にご好評いただいています。」
どうやら豊胸も自分の希望にあった方法を選べる時代になっているようだ。豊胸で後悔することのないようここはしっかりと検討したいもの。
さて、問題のコートニーの暴露本だが、「よし、出版しよう!」という出版社など本当に現れるだろうか。これまでもメディアを騒がせてきたコートニーのこと、今さら驚くようなネタは元アシスタントにもそうはあるまい。
※ 池田優子先生は、2002年3月渋谷に「池田ゆう子クリニック」を開院。過去5年で10,000件を超す手術を執刀するカリスマ・ドクター。カウンセリングからオペまでを院長自身が行う信頼感から、胸で悩む女性達の強い味方として現在の活躍に至っている。(HPはコチラ<http://ikeda-yuko.com/bustup/?lpomax=010>)
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)