イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】故ホイットニー・ヒューストンの母、死因解明に大ショック。

世界中の音楽ファンに愛された歌手ホイットニー・ヒューストン(享年48)が急逝したのは、今年2月11日のことであった。その死因については自殺を含め様々な説が報じられていたが、LA郡検視局は「心臓発作による意識消失が原因の溺死」と発表。また大多数のメディアが予測していた通り、その直接的原因がコカイン常用である可能性が指摘されているが、娘を信じて疑っていなかった実母シシー・ヒューストン(78)はまさかの事実を突きつけられ、再び大きな哀しみに暮れている。

あまりにも突然すぎるホイットニー・ヒューストンの死に誰よりも大きなショックを受けたのは、彼女を愛して止まなかった実母シシー・ヒューストンであったはずだ。自身が産み愛を注いで育てあげた娘。さらには自身と同じく歌手という道を選び大成功した娘ホイットニーのことを、シシーはどれほど誇りに思っていたことだろう。あまりにも若くしてホイットニーは急逝してしまったが、シシーはメディアの予想をよそに“(遺作となった映画)『Sparkle(原題)』の撮影中は、ホイットニーは完全にクリーンだったはず!”と信じて疑っていないそうだ。シシーは芸能サイト『TMZ』に対し、「グラミー賞授賞式が近づくにつれて、ホイットニーの不安は大きくなっていったのだろう」などと語っている。

グラミー賞授賞式の舞台をキッカケに完全復帰を果たす。そんなプレッシャーとストレス、そして大きな不安を解消すべく、ホイットニーは再びコカインに手を出したのではないか。シシーはそう信じているようだ。かつてコカインに溺れたホイットニーが、再び手を出してしまったという事実。それを受け入れなければならない辛い現実は、今一度ホイットニーの死を経験するほどの激しい苦しみだとシシーは語る。

そんなシシーの胸のうちは、娘を亡くした憂いに加え、娘の遺児ボビ・クリスティーナ(19)に関する悩みでいっぱいだろう。養子男性とのまさかの“兄妹愛”、ドラッグ問題、実父ボビー・ブラウンとの不和。ボビ・クリスティーナが抱える問題は、まさに枚挙にいとまがない。

「ボビ・クリスティーナは、ホイットニーの二の舞になってしまうのでは?」

そんなシシーの不安を和らげることができるのは、ボビ・クリスティーナただ1人である。シシーはすでに78歳。心穏やかにすごせる日々は、再び戻ってくるのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)