世界中の音楽ファンに愛された歌姫ホイットニー・ヒューストンがわずか48歳にしてこの世を去ったのは、2月11日のことであった。偉大なる母の急逝を受け大変な哀しみに暮れていたのが、愛娘ボビ・クリスティーナ・ブラウンだが、その彼女が今、生前の母ホイットニーが“許してくれなかった”改名に踏み切ろうとしている。
元妻ホイットニー・ヒューストンの急逝に大変なショックを受けていると言われる歌手ボビー・ブラウン(43)であるが、そんなボビーを疎ましく感じている人物がいる。それは他でもない、ボビーとホイットニーの間に生まれた愛娘、ボビ・クリスティーナ・ブラウンである。彼女は父との関係を嫌うあまり、名字を変更する予定であると報じられているのだ。
実はボビ・クリスティーナにとって、「父ボビー・ブラウンの姓を捨てたい!」という願望は最近生まれたものというわけではないという。ホイットニーの急逝後、憔悴しきっているボビ・クリスティーナの元に急行するなど愛情深い父親ぶりを見せていたボビーだが、残念ながら父と娘の想いには少なからずズレがあるようだ。名字の変更を“ダメ!”と言って譲らなかったのは母ホイットニーであったというが、そんな母がこの世を去った今、ボビ・クリスティーナを止められる者はもういないのだろう。ボビ・クリスティーナはついに“ブラウン”姓を捨て、“ヒューストン”姓を名乗り新たな人生を踏み出す決意をしたのではと報じられている。
以前ホイットニーの運転手を務めていた男性は、次のような仰天告白をしていた。
「娘のボビ・クリスティーナは、両親と一緒にリムジンに乗り込んできたんだ。目の前でコカインを吸うっていうのに、ボビに対しては“ベイビー、ママとパパは大人のすることをしてるのよ。”なんて言ってたな。」
当時まだ幼かったボビも、やはり父と母の姿にタダならぬものは感じていたはずだ。父との関係が母をダメにしたという怨恨に似た感情を持っていても不思議はあるまい。改名がいつになるのかはまだ報じられていないが、今後は「クリスティーナ・ヒューストン」として生きていくことになりそうだ。
「あなたが決めたことならそれで良いわ。」
ホイットニーも、きっと娘の決断を許してくれることだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)