身長差152センチ “世界一背の高い女性”と”世界一背の低い女性”が初対面…
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すっかり“007のM”として知れ渡っている、女優のジュディ・デンチ(77)。ロンドンの名門演劇学校を出て数々の舞台に立ち、ハリウッド映画ばかりか、イギリスではTVドラマの人気女優としても活躍してきた大女優の彼女が、視力を失う危機に直面している。
現在、インドで撮影された最新作『The Best Exotic Marigold Hotel(原題)』のプロモーションに追われているデンチだが、目の網膜の病変のひとつである「加齢黄斑変性」を患っており、視力が著しく低下していることを英紙『デイリー・ミラー』に告白した。症状の改善を期待し、専門の治療を受けているそうだ。
なお、今年は007ジェームズ・ボンド・シリーズの『007 スカイフォール(原題:Skyfall)』が公開になる予定で、デンチが“M”を演じるのはこれで7度目。「視力のトラブルのせいで台本が読めなくなっちゃった私のために、誰かしらが傍に来てそれを読んでくれる。まるでストーリーを聞かせるようにね」と語り、周囲の思いやりに感謝している様子だ。だが、彼らも“Mは絶対にデンチでなければ”という気持ちであろう。
イギリスでは毎年60万人以上の人がこの「加齢黄斑変性」で治療を受けているとのこと。直線のものが波打つように歪んで見えることで気づく場合が多く、数か月で視力を完全に失ってしまう人もいるため、中高年には大変恐れられている。欧米では決して珍しい病気ではないが、最近では日本でも50代以降の患者が徐々に増えているそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)