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少女はパンツ1枚で学校で過ごすこととなった。学校側が「制服をきちんと着て来なかったから」という理由による罰だったのだ。
2月22日の新聞によると、ヨハネスブルグにあるコスモシティ小学校の生徒が、2月21日に制服のスカートをはいていなかったため、この日着用していた長ズボンを脱がされた。
母親によると、前日の雨で制服のスカートが濡れていたためグレーのズボンをはかせて学校へ行かせたところ、学校側が「不適切」として脱がせたという。10歳の多感な少女はブラウスにカーディガン、そしてパンツ1枚という非常に恥ずかしい格好で1日を過ごさなければならなかった。
これに対し、学校の校長はこの出来事を否認している。校長は服を脱がせたのではなく、登校してから午前10時まで駐車場に立たせただけだと説明する。そして制服を着て来なかったのはこの少女だけでなく、全部で70名の生徒がいたとも述べている。この学校では、制服を着ていない生徒には「君たちはサーカスに出るような格好をしている。」と言って、ランチタイムにあたる午前10時まで駐車場に立たせ、その後クラスに戻すようにしているそうだ。さらに保護者にも手紙を出すとのこと。とはいえ、少女がパンツ1枚にされた2月21日は、どの保護者にも手紙を出していなかった。
ヨハネスブルグのあるハウテン州の教育省は、「学校側は、自尊心を失わせるような行為を生徒に与えてはいけない。」とし、省のほうでこの学校を調査することを発表した。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)