2月11日にわずか48歳という年齢でこの世を去ってしまった歌手ホイットニー・ヒューストンの実母で歌手のシシー・ヒューストン(78)が、気持ちに一区切りつけるためにもホイットニーが亡くなったビバリー・ヒルトン・ホテルの部屋を訪れたいと切望しているようだ。
世界中の音楽ファンを魅了したホイットニー・ヒューストンが、ビバリー・ヒルトン・ホテルの434号室浴室内で息絶えたのは、2月11日のことだった。前夫ボビー・ブラウン(43)やボビーとの間に生まれた愛娘ボビ・クリスティーナ(18)、また実母シシーを含む遺族や世界中のファンが今なお深い喪失感と哀しみに暮れているが、シシーはここで気持ちに一区切りをつけて前に進むべく、ホイットニーが亡くなったホテルの部屋を訪問したがっているという。
芸能サイト『TMZ』の報道によると、シシーはホイットニーが息絶えた場所を訪れることで「ホイットニーと精神的につながることができる」と考えているようだ。情報筋は同サイトに対し以下のように語っている。
「シシーは気持ちに区切りがつくまで安らかな気持ちにはなれないでしょう。」
「シシーが具体的にいつホテルに行くかは分かりませんが、本人は現在あれこれ計画を立てているようです。」
家族を亡くすことは誰にとっても辛い経験である。特に愛する我が子に先立たれる苦しみは、想像を絶するものに違いない。そのような遺族の気持ちを踏みにじるかのようにホイットニーの亡骸の写真を堂々掲載する雑誌まで登場。シシーの苦しみに満ちた心情は計り知れないだろう。ホテルの部屋を訪問することが実現した折には多数メディアがシシーの動向を執拗に追うことだろうが、“母娘”のひとときを台無しにする卑劣な報道合戦を繰り広げることだけは避けていただきたい。
ホイットニーの安らかな眠りとともに、シシーの立ち直りと再生を心から願う。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)