歌手ホイットニー・ヒューストンがわずか48歳にして急逝した。この知らせを受け、ホイットニーの元夫で歌手のボビー・ブラウン(43)はひどく取り乱しているといい、家族らへ電話をかけむせび泣いたという。
ホイットニー・ヒューストン急逝のニュースを受け、今世界中のショービズ界、そしてメディアが揺れに揺れている。そんな中、悲しみに打ちひしがれていると言われるのが、元夫で歌手のボビー・ブラウンである。ボビーとホイットニーは1992年7月に結婚するも2006年には別居、翌2007年には離婚に至っていた。
そんなボビーがホイットニーの訃報を聞いたのは土曜日のこと。あまりにも衝撃的な知らせに、落胆しながらも家族や友人らに気丈に電話をかけたというボビーについて、親族の一人は米『People』誌に対しこう語っている。
「ニュースでホイットニーの死が報じられる前に、ボビー自らの口でみんなに知らせたかったのです。テレビなどでホイットニーの死を知ってほしくはないと願っていたからです。」
だがこの時のボビーは、電話をかけながらも悲しみのあまり言葉が出ない様子であったという。
「ボビーから電話があったとき、彼はどうにも言葉が出せないような状態でした。ボビーはむせび泣きしていて、電話が終わるまでには私まで涙が止まらなくなっていました。」
『People』誌に寄せられた情報によると、ホイットニーの訃報を聞いた時、ボビーはコンサートのためメンフィスに滞在中だったそうだ。あまりにも突然の訃報にボロボロになっているというボビーからは、現時点ではホイットニーの逝去に関する正式なコメントは発表されていない。
ボビーとホイットニーの関係についてはドラッグなど問題が多かったとされるが、結婚し子供までもうけた仲。それなりに深い愛情はあったのだろう。ボビーの親族はこうも語っている。
「2人には娘もいます。2人で協力して親としての役目を果たしていこうと決意していました。お互いに憎しみあってもいませんでした。実際には互いが尊敬の心を持ち続けていたのです。」
ホイットニーの存在は、ファンのみならず、遺された娘、ボビー、親族らにとってあまりにも偉大なものであった。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)