「初対面の女性のどこを見るか?」。月並みに男性が問われる質問だ。「顔、髪、脚、胸…。」答えはどの時代もあまり変わらない。しかしこれらに加えて女性の「手」「指先」と答える男性が増えている。パソコンのキーボードをカタカタと打ち込む手。スマホの画面をすっとなぞる指先。そんなさりげない女性の手のしぐさに目を奪われる男性たち。そんな彼らが惹かれるのは美しいネイルではなく、手のひらや指そのものだという。
「白魚のような手」とはよくいったもので、手が美しい女性はやはり周囲に好印象を与える。一方で美しい手をした女性は、家事炊事をしない“働かない女性の手”などと言われることもある。が、この言葉には違和感を覚える。世の女性はみんな大なり小なり自らの手を酷使している。特に乾燥と寒さの厳しい冬は、手袋でもしない限り、手は常に「すっぴん」の状態で寒風にさらされている。そんな環境の中で美しい手先を保ち続けるには努力が必要だ。「手先ひとつのために努力ができる女性は細かいところまで気配りができる」。美しい手をした女性は、男性の目にそんな風に映るようだ。
手を美しく保つ民間美容法はいくつも伝えられている。
・洗うときはお湯ではなく水で。
・りんごの皮でこする。
・クリームやオイルを塗り、食品用ラップを貼って温める。
・ツボを押す。
りんごの皮でこするというのはなんともおばあちゃんの知恵袋的だが、クリームやオイルで手肌を保護するくらいなら毎日の生活のなかで簡単に取り入れられる。食品用ラップを貼って温めるのは自宅でなければ難しいが、その分外出先ではクリームを塗る回数を増やし、手袋で寒風から守ってあげよう。この真冬に冷たい水で手を洗うのは少々つらいが、そのあとすぐにクリームをたっぷり塗りこんであげれば温まるし、ツボ押しもできる。
ハンドクリームの価格帯は数百円のものから数千円のものまで様々だ。含まれる成分によっても変わってくるのだろうが、高価なクリームを少しずつ塗るよりも、信頼できるお手頃価格のクリームを惜しみなくこまめに何度も塗る方が肌も喜ぶ。
たとえば九州産有機もち米を使用したハンドクリームがある。なぜもち米なのかというと、もち米には美容成分がたっぷりと入っていてそれが手肌を潤してくれるという。口に入れられるものが主成分なので料理の前にも使用できるのが嬉しい。「もっちり よかもちくりーむちゅーぶ」というハンドクリームだ。
「細かいところまで気配りができる女性」が男性の永遠の理想像のひとつであることは変わらない。
乾燥と寒波の厳しいこの季節。オフィスや電車のなかで美しい手をした女性を見かけたら、彼女たちは間違いなく、指先ひとつにまで気を配ることのできる女性だ。
■参照 「もっちり よかもちくりーむちゅーぶ」 http://dsa.clisys.info/?m=3G0051&guid=on
(TechinsightJapan編集部 EmmaChu)