米ABCの人気ダンスコンテスト番組『Dancing with the Stars』に出演している、プロのボールルーム・ダンサーのレイシー・シュウィマー（23）。11年秋に放映された同番組のシーズン13では、女性から男性に性転換したシェールの「娘」、チャズ・ボノ（42）のダンスパートナーとして、スポットライトを浴びていた。そのレイシーが、実は夏に豊胸術を受け、密かにバストをボリュームアップしていたようだ。

カリフォルニアでダンススタジオを経営する振付師の父バディさん、プロダンサーの兄ベンジーさんに囲まれ、ダンス一家で育ったレイシー。10代のころから全米ダンス競技大会で優勝するなどし、ダンスのキャリアを築き上げて来た。08年から、弱冠19歳で『Dancing with the Stars（DWTS）』にプロダンサーとして出演。毎シーズン、セレブ・コンテスタントと組み、TVでそのダンスの才能を魅せている。

10代のころはダンストレーニングが厳しすぎたこともあり、拒食症に悩んでいたこともあったという彼女だが、20代を迎えた現在はぽっちゃり体型。『DWTS』では他の女性プロダンサー達が、モデルのようなスリム体型なのに対して、レイシーは「ダンサーにしては太り過ぎではないか」と批判を浴びて来た。しかし彼女はこれを「自分は筋肉質な体型なだけ。」「私はカーヴィーなの。それを誇りに思っているわ！」と全く気にせずにいた。しかし、そのレイシーのボディに密かに変化が起きていた。

筋の通った鼻に大きな胸。誰もが憧れるこうしたボディーパーツだが、どうやらレイシーは、『DWTS』のシーズン間のブレイクである夏の間に、これらを全て手に入れていたようだ。

上の写真の左下が09年夏のレイシー。ブルネットの髪にペティートサイズのボディで、胸はぺちゃんこ。右上が昨年8月に撮影されたブロンドヘアのレイシーだが、明らかに鼻筋が以前に比べ整った上に、胸のボリューム感がかなり増していることは一目瞭然である。

芸能誌『Us Weekly』によると、レイシーは友人に「豊胸術を受けた」と明かしていたという。「長い間やってみたかった」と話していたそうで、カップサイズはBからDに2サイズアップしたそう。レイシーは友人に豊胸術の結果について、「とても気に入っている」と語っていたそうだ。

しかし、中にはレイシーの胸のサイズアップに「度が過ぎている」「ダンスを踊るときに邪魔なのでは？」と批判する声も出ている。才能のあるダンサーであるにもかかわらず、「ハリウッドのステレオタイプに興じ、見た目を変えることで、成功を手に入れようとするのはいただけない。」という意見だ。この意見について、今回も美乳のスペシャリスト、「池田ゆう子クリニック」院長・池田優子先生にお話をうかがった。

－先生、今回のレイシーは、豊胸後のバストに満足しているものの、周りからは「見た目を変えて成功しようなんて…」という批判の声があるようなのです。

池田先生「そのようですね。でも実は、豊胸自体が成功への鍵ではないのですよ。豊胸によって絶対的な“美”を得られるわけではないのです。」

－ええっ？　それは、どのようなことでしょうか。

池田先生「もちろんスタイルは変わります。バストアップしたり、お腹周りがスッキリしたりということはあるでしょう。でも一番大切なのは、自分が変わったということを自覚することなのです。なぜならそれによって自信がつくからです。」

－なるほど。つまり、これまで持っていたバストに関するコンプレックスを解消して、自信をもつことが大切なのですね。

池田先生「そのとおりです。自信をもったら、次は自分の内面を磨いていくわけです。外面も内面も両方とも美しくなることが大切です。外面だけ磨こうとする人は美しくはなれません。いわば、豊胸は、美しくなるための第一ステップといえますね。」

どうやらレイシーがダンサーとしてさらに活躍できるかは、バストアップしてコンプレックスを解消した今後の“内面磨き”に関わってきそうだ。実は、バストアップをした後でも、レイシーには「太り過ぎ」という批判が根強い。これは、これからダンスでさらにステップアップすることでシェイプされる可能性もありそうだ。さて、アナタはどう思うだろうか？

※　池田優子先生は、2002年3月渋谷に「池田ゆう子クリニック」を開院。過去5年で10,000件を超す手術を執刀するカリスマ・ドクター。カウンセリングからオペまでを院長自身が行う信頼感から、胸で悩む女性達の強い味方として現在の活躍に至っている。（HPはコチラ＜http://ikeda-yuko.com/bustup/?lpomax=010＞）
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）