17日で50歳になる俳優ジム・キャリーが、役作りのために大幅にイメージを変えてしまった。

2013年公開予定のコメディ映画の新作、『Burt Wonderstone（原題）』に出演中のキャリー。旬の美人女優オリヴィア・ワイルドやベテランのスティーヴ・カレル、そして人気TVドラマ『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』で実力が高く評価された、スティーヴ・ブシェミとの共演である。

撮影はラスベガスで始まったばかりだが、13日、そのセットで一際目を引いたのはキャリーのあり得ないヘアスタイルであった。彼が扮するのは、ストリート・マジシャンとして活躍する“スティーヴ・ヘインズ”。もちろんカツラであろうが、下半分がライト・ブロンドに脱色された超ロングヘア、そしてこだわりを感じさせるヒゲが強い印象を呈している。

昨年春、突然サイドを短く刈り上げてトップを尖らせモヒカンヘアにしてしまったキャリー。サングラスを手放さず態度も横柄で、「チンピラ」さながらと話題になっていた。その頃と180度異なる雰囲気になってしまったが、役作りのためならイメージチェンジも体重の増減もへっちゃらなのがコメディ俳優の体質というもの。このヘアスタイルも彼なりに楽しんでいるのであろう。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）