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レディー・ガガの“Born This Way”について、マドンナが1989年に発表した“Express Yourself”に酷似しているというパクリ疑惑が持ち上がってからもうすぐ1年。ノーコメントを貫いていたマドンナが、ついに口を開いた。
昨年2月、その激論のさなかにNBCの『ザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノ』に出演したガガは、自分はマドンナの熱狂的なファンであり、マドンナから熱心なサポートと励ましを受けて“Born This Way”は完成したと語り、事態はやや沈静化した。
ご承知の通りこの曲は大ヒットとなったが、マドンナ側のコメントがないだけに、やはり疑惑だけはくすぶり続けていた。しかしあれから約1年、このほど米誌『ニューズウィーク(Newsweek)』 とのインタビューに応じたマドンナは、遅ればせながらその件に関するコメントを放った。
「初めてその曲を聞いた時、すぐにこう思ったわ。“あら、私の曲がすごく素敵によみがえったじゃないの! ちょっとコードが変わっちゃったけれど、これも面白い感じ”ってね。」
パクられたといった被害者らしき言葉は全くナシ。やはりガガも主張した通り、“Express Yourself”を自分流に書き直すにあたっては、ガガはきちんとマドンナの承諾を得ていたと考えて間違いなさそうだ。
なお、YouTubeに“Express Yourself vs. Born This Way”というタイトルの動画がある。よろしければどうぞ。
http://youtu.be/yqOjQmuvu4g
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)