哀愁を帯びた低めの歌声が人気のR＆B歌姫、トニ・ブラクストン（45）の体調が心配される。「エリテマトーデス」を患っていることを昨年告白していたトニだが、このほどその強い症状が出現したために入院した。

2008年11月に胸の良性腫瘍を取り除いたことが報じられたトニだが、「微小血管狭心症」があることも分かり、昨年には、難病に指定されている膠原病「エリテマトーデス」にかかっていることも発表していた。

免疫システムの誤作動により、体内で次々と正常な細胞への攻撃が起こる膠原病の中でも、かなり重いとされるその病気。彼女は今回、その病気の特徴的な症状である全身の筋肉や関節の痛みが再発したため、ロサンゼルスの病院に入院したことを発表した。

しかし、“皆さんの励ましに心から感謝しているわ。今はちょっと辛い症状に苦しんでいるけれど、入院期間はほんの2、3日だけよ。ヘンな噂が出回る前に、このあたりはちゃんとお知らせしておかなくちゃね。家族の温かいサポートがあるから私は大丈夫！”と、ファンを安心させた。10年前に結婚したミュージシャンのケリ・ルイスとの間には、小学生の2人の息子がおり、まだまだ病気などに負けてはいられないのだ。

ここ数年は自己破産の話ばかりが取り沙汰され、音楽活動はかなり低迷していたトニだが、ずいぶんと深刻な事情を抱えていたようだ。一日も早く病状が落ち着くよう祈りたい。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）