浮気の絶えない俳優アシュトン・カッチャー(33)との6年の結婚生活に疲れ果て、ついに離婚を決意したデミ・ムーア(49)。1か月半の沈黙を経て、ついに彼女が重い口を開いた。
70年代に一世を風靡したポルノ女優、リンダ・ラヴレースの伝記映画となる新作『ラブレース(原題:Lovelace)』に、フェミニズム運動を巻き起こしたジャーナリストの“グロリア・スタイネム”役で出演することが決まったデミ。新たな気持ちで女優として頑張りたいと意欲を示しているが、女性誌『ハーパース・バザー』最新号では深刻な心の闇を吐露している。抜粋してお伝えしたいと思う。
■激ヤセは予想外のこと
「昔は、好きなモノをガマンしてまで痩せて目標体重をキープしよう、そういうボディを手に入れなければどんな夢も叶いっこないなんて強迫観念があって、ずいぶんこの体には振り回されて来たわね。でも今は自分のボディをもっと優しい目で受け入れているのよ。体重だけではない、エイジングによる様々な変化も全部ね。でも、こんな極端に痩せるとはこれまで想像もしていなかったわ。“ずいぶん細いですね。これでは見栄えが良くない”って人に言われちゃうなんて…。」
■自由とは人の目や声を気にしないこと
「どんな結果でも、それにこだわらないようにすることね。その瞬間を大事にし、過去のことをあれこれ引っ張り出さず、未来のことも期待や予測をしない。自由とはそういうことよ。周囲があれこれ言っていても気にしないことも大事だわ。“何かに傷付けられ、そこから這い出せずに自分の人生まで変わってしまうようではいけない”と教えてくれた人もいたわ。」
■自分に自信が持てず、見捨てられる不安と闘っていた
「見捨てられ、置き去りにされるような恐怖、これが私をずっと苦しめていると前は思っていたの。でもある時、“大人は自分の意思と選択により生きて行くもので、それは子供が心配するべきことですよ”と人に言われて、それとは違うんだと知ったわ。では私の中に深く根を張っている強い不安、これは一体何なのかしら。」
「仕事面ばかりか、日常の全てにおいて自分の力を信用したり活用したりする勇気を持てずにいるの。不信感や不安が先走って自分の考えにも自信が持てない。だからせっかく何かが目の前にあっても、つい遠慮して手が伸びないのよ。」
「何に怯えて生きているのか、人生が終わる時に私は初めてその正体を知ることになるのかしらね。根本的に私は悪い所ばかりで、醜いから誰からも愛されず、そもそも生まれてくる必要もなかったなんて感じで。いずれ私も死んで墓の下に入る、そう思ったら自分自身への慈愛の気持ちがふと湧いて出て来たようにも思うけれど…。」
■全てを自分でコントロールしなければ気がすまない
「“私はその話は知らない”という状況がとにかく嫌いなの。何でもきちんと掌握し、思い通りにコントロールしなければ気がすまない所があるわ。そうでないと、心がとにかく不安になってしまって…。」
以上抜粋でお伝えしてみた。カバラ教団に救いを求めるのも良いが、一度しっかりとした心理カウンセリングが必要なのではないかといった感じがしないでもない。遊びたい盛りの20代の男性(アシュトン)との結婚生活では、それなりの無理を続け、自信を失うような出来事も多々経験して来たのであろう。次は是非とも、デミを「可愛い」と言って大切にしてくれるシルバー世代の男性との恋愛をお勧めしたい所だが、体質だけはあくまでも“クーガー女”なのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)