ホステス同士の喧嘩が傷害事件に発展、裁判沙汰となった。1人がペッパースプレーをかけて、ひるんだ隙にハイヒールで殴りつけたのだ。それにしても南アフリカの裁判は、結論が出るまで時間がかかるようだ。

1月18日、南アフリカのプレトリア州裁判所で、傷害によって逮捕された女が出廷した。女は23歳、ナイトクラブで働いている。事件は2010年8月1日に、プレトリア東部にあるナイトクラブで起こった。午前1時半、同僚のホステス（41）との口論がナイトクラブのトイレで始まった。23歳の女がトイレから出たときにブレスレットがなくなっていることに気付き、同僚ホステスが盗んだと詰め寄り暴言を吐いた。2人は言い争っていたが、突然女がペッパースプレーを取り出しこの同僚を攻撃。さらに同僚がひるんだ隙に、ハイヒールを脱ぎ殴りつけたのだ。

病院関係者によると、被害者となった同僚の41歳の女性は血まみれになって運ばれてきたそうだ。胸に8センチほどの深い切り傷があり、腹部にも小さいながらも傷が見られた。23歳の女は逮捕、起訴され、2012年1月18日ようやく裁判が始まった。

加害者の女は有罪となったが、判決の言い渡しは今年3月の予定である。
（TechinsightJapan編集部　近藤仁美）