カナダ出身の人気ラッパー・R＆Bシンガーのドレイク（25）が、ハリウッドのレストランでステージに飛び入り参加して自分の曲をファンとデュエットし、居合わせた人達を驚かせた。

12月27日、ウェストハリウッド、サンセット・ブルバードにあるステーキレストラン『Saddle Ranch』に居合わせた人達は、大変ラッキーな体験をしたようだ。

『E！News』によると、クウェートからの留学生である「Dee」ことダラルさんはその日、女友達と『Saddle Ranch』でディナーをとる予定にしていた。同レストランのバーにあるカラオケステージの常連である彼女は、レストランのDJの友人から、今夜はあるセレブが来店するから店に必ず来て、とテキストメッセージを受け取ったという。

そのセレブが誰なのか定かでないままに、レストランに来店したダラルさんは、いつものようにカラオケステージでマイクを握り、リアーナのヒット曲『What’s My Name？』を歌おうとしていた。この曲はリアーナのボーカルにドレイクのラップをフィーチャーした曲。ダラルさんはステージ上から「誰かこの曲のドレイクのラップの部分を歌える人はいますか？　誰か？　ハロー？」と観客のデュエット参加を呼びかけたが、返事はなかった。

そこで彼女が仕方なく1人で歌い始めたところ、突然ボディーガードを伴ってステージに飛び出てきたのは、こともあろうかそのドレイク本人。ダラルさんは、「オーマイゴッド！」と驚き、一瞬何が起きたのか分からなくなってしまったのだという。結局飛び入り参加したドレイクは、大はしゃぎのダラルさんと一曲をデュエットしたそうだ。

ステージが終わって食事をしていたドレイクは、お礼を言いにやってきたダラルさんをハグ。ダラルさんも、ドレイクのお陰で「きょうは最高の一日になった」と伝えたという。普段はクールに見えるドレイクだが、なかなかファンサービス満点の人物のようである。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）