リンジー・ローハン(25)がまたもや訴えられた。今度は「歩道を歩いていたら、押していた乳母車ごと彼女の運転していたスポーツカーにひき逃げされた。」という恐ろしい訴えである。
年末にはマリリン・モンロー風ヌードを披露した『PLAYBOY』誌が爆発的な売れ行きを見せ、新しいモデルの仕事も舞い込んで、新年を心穏やかに迎えたかのように思われていたリンジー。年が明けてからも飲酒運転とネックレス窃盗を償うための社会奉仕活動をきちんと行うようになっていた矢先、米国の国税庁にあたるIRSに720万円納税の督促を受け、さらにパパラッチからも訴えられていた。
そのリンジーが、今度は1年以上も前に起きた出来事について、ある一般女性から訴えられた。リンジーを訴えたのは、ヌビア・デル・カルメン・プレザさんというナニー(乳母)が職業の女性。彼女は10年9月、乳母車を押してウェストハリウッドの交差点を渡ろうとしていたところ、リンジーがレンタルして運転していたスポーツカー『マセラティ・グラントゥーリズモ』が飛び出し、ぶつかってきたと主張。乳母車が宙に飛んだとまで証言している。
幸いにも、彼女が面倒を見ていた乳幼児にケガはなかったそうだが、25日にロサンゼルス高等裁判所に提出された訴状によると、プレザさんは「ケガを負い、痛みと苦痛に苦しんで」おり、過去と将来の治療費と、ナニーとしての仕事が出来なくなったことへの補償をリンジーに要求しているそうだ。
これについてリンジーの代理人は「訴状を見ていないので、コメント出来ない」としているが、芸能サイト『Radar Online』はこの事故について、目撃者の生々しい証言を掲載している。それによると、「リンジーが赤信号を無視して発進し、乳母車にぶつかった。そんなに激しくではなかったけど、衝撃はあったと思う。車は路肩に2秒ほど停車したけどまた走り続けた。」とのことだ。この目撃者は「彼女は当時ドラッグをやっていたに違いない。」と推測すらしている。
また、別の目撃者は事故直後、リンジーに「一体何をしているんだ?」と声をかけたところ、「彼らが見えたけれど、どかなかったのよ。」と返答されたことを述べている。またまた飛び出したリンジーのとんでもない行状だが、この訴訟の行方は法廷で決着がつけられることになりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)