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J-POPデュオ、ゆずが毎年恒例の「冬至の日ライブ」を12月22日、初めてとなる被災地の福島で開催した。北川悠仁はギャグを飛ばして会場を盛りあげたが、終了後には「涙をこらえるのに必死」と心境を明かした。
ゆずはこれまでに何度か東日本大震災の被災地でミニライブを開催している。彼らにとって年に一度のイベントである12月22日の「冬至の日ライブ」を、福島の地で行ったことには様々な思いが込められていた。
12月23日の『めざましテレビ』(フジテレビ系)では、その「冬至の日ライブ」の様子を紹介した。
会場となった福島テルサには、被災地の人々を中心に500人が招待された。ゆずの2人はTシャツ姿で登場、北川悠仁が「福島に来られて本当に嬉しいと思っています! 小田和正です!」と初っ端からギャグを飛ばして会場を和ませた。
“翔”や“夏色”など数曲を熱唱し会場も熱気に包まれる中で、“栄光の架け橋”が歌われると会場の誰もが涙していた。歌詞の内容が震災と復興への思いとリンクしたのだろう。
ライブ終了後にインタビューを受けたゆずは「涙をこらえるのに必死でした。いろいろな思いを持って来てくれたので…」と答えており、ギャグやノリの良い曲でいつも以上に会場を盛り上げようとした彼らの配慮がうかがわれる。
「来年も福島に来たいです」彼らは結んでおり、今回の“冬至の日ライブ”の地に福島を選んだことで、復興へ向けての思いが深まったようである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)