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先日、南アフリカ人女性が麻薬所持のため中国で処刑された。その翌日、今度はタイで南アフリカ人女性が麻薬所持により逮捕されたというニュースが報じられた。彼女がコカインを隠していたのは、意外な場所だった。
12月12日、ノバンダ・ノルババロ(23)は、カタール航空でブラジルのサンパウロからタイのスワンナプーム国際空港へ降り立った。そこでノルババロの頭から白い粉が見えていることに気づいた警備員が呼びとめ、身体検査をしたところ、彼女の頭からコカインが1.5キロ出てきたため逮捕に至った。
ノルババロの頭はドレッドヘア。コカインをビニールでくるんだものを髪の毛に巻きつけていたのだ。検査の際に、ドレッドヘアは見るも無残に切られてしまった。
タイの警察によると、所持していたコカイン1.5キロは、市場価格で15万米ドル(約1170万円)相当だという。ノルババロは麻薬所持に関して認めており、バンコクにあるホテルの客に届けるよう6万タイバーツ(約15万円)で雇われたと自供している。
通常、逮捕された場合は、留置所に移送されてから大使館などの公的機関からの人と面会が許される。タイにある南アフリカ大使館の大使は「逮捕されたことは確認できた。また彼女との面会の手配なども行った」と述べている。
逮捕されたノルババロの実家では、「明るく社交的な彼女が、なぜこういう行為をしてしまったのか・・・」と驚きを隠せないようだ。
2011年度だけでもタイに麻薬を持ち込んで逮捕された南アフリカ人は、このノルババロで12人目とのことである。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)