人気男性誌『PLAYBOY』の発刊者として有名なヘフ爺ことヒュー・ヘフナー氏(85)は、突然若き婚約者クリスタル・ハリス(25)に捨てられるという珍事件の勃発により日本の若者の間でも一躍“人気者”と相成った大富豪である。そんなヘフ爺に追い討ちをかけるかのように、クリスタルはダイヤの婚約指輪をオークションにかけて売り払うという強欲ぶり。だがそれで2人の間のスッタモンダもすっかり終わったのかと思いきや、ここに来て思わぬ“親権バトル”が勃発しているという。
ヘフ爺にとって、今年は思いもよらぬ出来事の連続であった。御年85歳とは言え、大富豪ヘフ爺の周りには常にムチムチ美女がウヨウヨ。そんな中「この娘こそ!」と信じ婚約までしたクリスタル・ハリスは、結婚間近でまさかのトンズラ。ヘフ爺の(案外)ピュアなハートを粉々にしてしまった。その後クリスタルは婚約指輪をオークションで売却。高級車ベントレーも貰ったままになっているというが、ここにきて愛犬として飼ってきたキャバリア・キングチャールズ・スパニエルのチャーリー君を渡せとヘフ爺に迫っているのだという。
婚約破棄直後には「チャーリーはワシに飼わせてくれるそうだ。」などと喜んでいたヘフ爺だけに、このたびの要求にはビックリ。今なお「どちらが飼うのか」という点でクリスタルとの折り合いがつかないというヘフ爺は、去る木曜日に米誌『People』の取材に応じ次のように述べている。
「クリスタルには、こう言ってあるんだ。指輪とベントレーはキープしておいてもいい。でもそういう条件ならば、ワシがワンちゃんを飼ってもいいんじゃないかなってね。」
どこまでもお人好しなヘフ爺は、指輪はすでにクリスタルがオークションで売り払っていることを知らない、いやウッカリ忘れている可能性もある。
「うまく話がつけばいいんだが。」
ともヘフ爺はノンキに語る。どこまでも強欲なクリスタルに「うぉりゃ~!」と背負い投げの一本も決めたいところだが、心優しいヘフ爺は手荒なマネなどするまい。指輪を売り払ってゲットした大金で新たなペットを買うということで納得していただきたいが、クリスタルのこと、簡単には引き下がることはないだろう。
ヘフ爺の苦悩はしばらく続きそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)