リンジー・ローハン（25）の父で、アルコールとドラッグ依存、DV事件による逮捕とスキャンダルにまみれているマイケル・ローハン（51）が28日、アルコール依存症者の会のミーティングで倒れ、病院に運ばれていたことが分かった。

つい先日、『PLAYBOY』誌でヌードを披露し大成功を収めた愛娘リンジーについて、TVトーク番組で「あれは良いムーブだ。彼女が満足しているなら私も満足。」と嬉しそうに語っていたマイケル。心臓の持病を抱えていて、TV出演の直前である今月の初めには血管の詰まりを治し、ステントを通す手術を受けたばかりだったが、その後ブドウ球菌感染症を起こし、またすぐ病院に戻っていたばかりだった。

ようやくそれも落ちつき、アルコール依存のリハビリのため、フロリダで「アルコール依存症者の会（アルコホーリクス・アノニマス）」に出席していた彼だが、ミーティング中にめまいを覚え、外に出たところで倒れてしまったのだという。ゴシップサイト『Radar Online』に関係者が語ったところでは、「彼は救急車でパームビーチ・ガーデンズ病院に運ばれたのですが、そこで肺に血栓が見つかったようです。」とのことだ。

現在マイケルは血栓を溶かす薬を投与され、血栓が脳にまで広がっていないかどうか、CTスキャンやMRIで検査を受けているそうだ。今は検査結果を待っているところで、それによって退院出来るかどうかが決まるそう。彼は今月初めの心臓手術の際にも、片方の肺に血栓が発見され、それを溶かす治療をしたばかりだった。

彼の心臓の持病には、ドラッグ＆アルコール依存に加え、持ち前の癇癪の強い性格と喧嘩早い行動が大きく災いしている。10月には元恋人のケイト・メジャーさんへのDV容疑で逮捕された後の接近禁止令を破り、彼女に電話をかけたことが警察にバレた際に、滞在中のモーテルの3階の窓から飛び降りて逃げようとするなどの無様な失態を繰り広げていた。

マイケルはその後、120日間のリハビリを実行中であったものの、このように体調が悪くてはリハビリもあったものではない。無事体調が戻れば、再びリハビリに精を出すことになっているそうだが、幾度倒れても「自分は不死身だ」などともし彼が過信をしているのなら、さらに痛い目に遭いかねないのでは？
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）