毎年恒例で発表される「最もマナーの良かったセレブ」に、英国王室のケンブリッジ公爵夫人キャサリン妃(29)がトップで選ばれた。一方で、「最もマナーの悪かったセレブ」には、「72日間の結婚」のリアリティTVスター、キム・カーダシアン(31)が選ばれている。
このランキング「Ten Best-Mannered People of 2011」は、青少年にマナーやエチケットを広める全米組織の『The National League of Junior Cotillions』が毎年恒例で発表しているもの。同組織に所属する全米の学生達やディレクター達の投票で、「品位や信用があり、尊敬の気持ちを行動に移しているセレブ」を選び出したランキングだ。
キャサリン妃は、「公の場でスポットライトを浴びる中で見せた、平静さと気高さ」を理由に、「最もマナーの良かったセレブ」ランキングで文句なしの1位に選ばれた。2位はジャスティン・ビーバー(17)で、理由は「ファンに対して見せる、一貫した礼儀正しさ」だという。3位は米オーディション番組『Xファクター』にて審査員を務めているポーラ・アブドゥル(49)で、「野心に燃えるエンターテイナー達を励まし続けたこと」が評価された。
ちなみに4位はNFLグリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース選手(28)、5位に歌手のテイラー・スウィフト(22)、6位に米ABCのベテランアンカー、ジョージ・ステファノプロス氏(50)がランクインしている。9位には映画『ハリー・ポッター』シリーズを卒業した女優のエマ・ワトソン(21)が選ばれた。
そして、このランキングの番外編として選ばれた「2011年最もマナーの悪かったセレブ」には、やっぱりと言うべきか、大金を惜しみなく使った派手な挙式の一部始終をリアリティTVに公開し、挙げ句の果てに72日間でNBAクリス・ハンフリーズ選手(26)とあっけなく離婚したキム・カーダシアンが選ばれた。理由は「プライベートな物事を公にさらし、結婚制度そのものをふみにじった」ため。
すでに世間からのバッシング、またハリウッド・セレブらからも猛烈な批判を受けているキムだが、今回このような不名誉なタイトルをもらって少しは目が覚めるのだろうか?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)