バックストリート・ボーイズのメンバーのA.J.ことアレクサンダー・ジェームズ・マクリーン(33=写真左)が17日、ロサンゼルスで長年の恋人のロシェル・ディアナ・カリディスさんと挙式した。
A.J.は昨年1月、彼の32歳の誕生日に行われたラスベガスでのコンサート中にロシェルさんにステージ上で突然プロポーズしていた。ロシェルさんは、長年ドラッグとアルコール依存症に苦しみリハビリを出たり入ったりのA.J.を支えてきたことで知られている。
2人の挙式はビバリーヒルズ・ホテルで開かれ、セレブ・フォトグラファーのタイラー・シールズ氏が式を執り行った。脱退したケヴィン・リチャードソン(40)を含むバックストリート・ボーイズの3人のメンバー、ニック・カーター(31)、ハウィー・ドロー(38)、ブライアン・リトレル(36)らが参列した。他にも、ニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックのジョー・マッキンタイア(38)やコメディアンのキャシー・グリフィン(51)などが出席し、2人の門出を祝った。
式場は「ゴシック」がテーマで、ロシェルさんはガンズ・アンド・ローゼズの名曲『November Rain』が流れる中、デザイナーのヴェラ・ウォンのウエディングドレスでヴァージンロードを歩いた。A.J.は赤いボウタイを締めた姿で、大変ハッピーな様子だったという。挙式はホテルの裏庭に設営されたテントの中で行われ、白い紫陽花で彩られたガゼボの下、白バラの花びらが敷き詰められた祭壇の前で結婚の誓いが行われたそうだ。
4月には『People』誌に、式についてかなり「自らプランニングに関わっている」と明かしていたA.J.。今月13日には式の招待状の写真をツイートしていた。それは黒い台紙に赤い「血文字」のようなカリグラフィーで文字が書いてあり、ゴールドのゴシック調の縁取りが施された「ドラキュラ」を思い出させるようなもので、結婚式の招待状というよりは、ハロウィーンパーティへの招待状のようなユニークなものであった。
A.J.は、今夏に行われたニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックとバックストリート・ボーイズのコラボツアー、『NKOTBSB』が始まる前の1月、ひどくなっていた依存症の治療のため、三度目のリハビリにチェックイン。その理由について「2011年は忙しい年を迎えることになるから、ベストの体調で健康になりたい。」と、『MTV』ニュースに説明していた。このため2人の挙式はこれまで延び延びとなっていた。
2人は今年の初め、将来子供が出来た時のためにより広い家に引っ越したそうだが、A.J.は「この先3年くらいは2人きりで過ごしたい。」としているそうだ。それまでには依存症もきちんと治療を済ませ、是非良きパパになってもらいたいものである。おめでとうございます!
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)