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南アフリカのリンポポ州の小学校で11月15日、教師が殺害された。襲われたのが授業中だったため、クラスにいた生徒全員がその惨劇を目撃するという事態になってしまった。
南アフリカのリンポポ州ポロクワネにある小学校で、いつもどおり授業が行われていた。教師(53)はあるクラスで授業を教えていたところ、教師の弟(40)がいきなり教室へ乱入、パンガというナイフで彼を襲った。
パンガというのはイメージとしては海賊などが持つような大きいナイフで、1980年代頃から武器として用いられており、ルワンダの大虐殺でも使われていた。南アフリカでもアパルトヘイト時代に、アフリカ民族会議(ANC政党)とズールー族メインの政党が紛争を起こした際にも使用された。
警察によると、生徒の中には止めようとした者もいたそうだが、襲撃はあまりにも激しくて阻止できなかったという。教師はその後病院へ搬送されたが、死亡した。教師の弟は殺人の罪で逮捕された。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)