赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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26歳の母親は、いつものように朝、5歳の息子を幼稚園に送り届けた。その帰り道、バイクに乗った2人組が母親の車に近づいてきた。2人組は突然、母親の車を銃で狙撃、車は沿道に乗り上げて道路標識に激突、母親は肺を撃たれて死亡した。
教師補佐として専門学校で働いているこの母親の家族は、月曜日に「バイクで家から職場までつけられていた気がする」と彼女が言っていたのを聞いている。事件が起こったのは、実にその次の日の11月8日、場所は南アフリカのプレトリアにある閑静な住宅街であった。
警察の捜査によると、バイクは幼稚園の外で母親が幼稚園の駐車場から出てくるのを待っていたらしい。さらに目撃者の証言では、バイクには2人乗っており、後部に座っていた人物が銃を発砲したそうだ。発砲は全部で3発、そのうちの1発が母親の右腕下から肺にかけて当たっていた。
明らかに窃盗でもハイジャックでもない悪質な犯罪と警察では見ており、目撃証言から銃は捨てられたものとみて、被害者の車内や付近の駐車場、排水口などを捜索しているが、現在、銃はおろか犯人の手がかりすら見つかっていない。この女性は3年前に夫と離婚、最近ようやく仕事が見つかりすべてがうまくいくはずだった。被害者の家族は、突然の訃報に驚きと悲しみに打ちひしがれており、事件現場で抱き合ってその死を悼んでいた。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)