超豪華挙式からわずか72日で離婚を申請して大変な話題になっているキム・カーダシアン(31)であるが、その母クリス・ジェンナー(55)が自身の新著『Kris Jenner and all Things Kardashian』の販促を兼ねて人気TV番組『Good Morning America』に出演した。が、予想通り、新著ではなく娘キムの離婚の話題ばかりに大きな注目が集まった。
「さんざん心を痛めて考えた上で娘が下した決断よ。」
娘キム・カーダシアンの離婚申請についてそう語る実母クリス・ジェンナーは、キムの夢が結婚して赤ちゃんを産むこと、そして自分の家族を持つことだったとも述べた。具体的にいつキムが「もうこの結婚生活はムリ!」と思うに至ったかは母であるクリスにも分からないそうだが、このところキムの様子はずっとおかしかったと語っている。
「今のキムは、私の知っているキムじゃないわ。キムはずっと何かを心配している様子だったし、いつものハッピーなあの子じゃなかったもの。私はキムに戻ってほしい。あの子に幸せになってほしいのよ。」
そう述べるクリスは娘に対する愛情に溢れる素晴らしい母のようだ。
しかし、である。義理とはいえ、そしてたった72日とはいえ「息子」であったはずのクリス・ハンフリーズ(26)に対しては、すでに情もヘッタクレもないというのが実情のようだ。婚約に際しハンフリーズが「愛するキムのために…」と購入した婚約指輪の価格はなんと200万ドル、日本円にして約1億6000万円であった。本来ならばその20.5カラットのダイヤは「いきなり離婚を申し出てゴメンナサイ」という謝罪と共に返すべきであろうが、母クリスの言い分はこうである。
「アタシ、あげた物を取り返そうとする人って、大っ嫌いよ。(あの指輪は)贈られたもの。贈られたものはとっておくものだわ。」
確かに貰ったからには返還義務などないのだろう。だが巨漢ハンフリーズが肩を震わせ泣いている姿を想像すると、どうも気の毒に思えて仕方がない。ヒュー・ヘフナー氏(85)を挙式直前に捨てたクリスタル・ハリス嬢(25)のように、「指輪をオークションにかけて売り払っちゃう!」などということにならなければ良いのだが…。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)