人気歌手ジョージ・マイケル(48)の体調不良が、またしても報じられている。ウィーンで予定されていたコンサートは開催直前でキャンセルとなり、ジョージはそのまま入院した。世界中のファンがその容態を心配している。
ジョージ・マイケルが高熱を出し、ロンドンでのコンサートをキャンセルしたと報じられたのはつい先月のこと。「まもなく回復し、欧州ツアーもこなせるはず!」との発表があったにもかかわらず、ジョージはまたしてもダウン。今回は肺炎という診断が下り、ジョージは入院を余儀なくされてしまった。
現在ジョージはオーストリアの首都ウィーンに滞在中である。今回の発病と入院により、ウィーンでのコンサートはもちろん、今後予定されていたフランスやウェールズでのコンサートも延期が決定した。ウィーンでのコンサートはまさに開始2時間前にキャンセルが決定し、集まっていたファンは一様にガッカリ。今後再びコンサートの予定が組まれるというが、それもジョージの体調を考慮しながらの作業になるだろう。日程は決まり次第発表になるとのことである。
昨年は、「ドラッグを吸引した状態で運転した上に事故を起こした」として8週間の刑期が言い渡され、実際に4週間の刑務所暮らしを経験したジョージ。そんな経験を経て、5月には「最近経験してきたいくつものトラブルが去り、またエネルギッシュな気分になってね。」などと会見でコメントしていた。2008年には「もうライブはやらない!」という発言もあったが、それをくつがえしツアー開催を決定。「今回のツアーとアルバムは驚くようなものになるよ。僕はこれまで以上に自分に正直だからね。」などとその意気込みを語っていた。
未だに根強いファン層を誇るジョージだけに、全快を待ち望む声は多い。久々にジョージの傑作アルバム『FAITH』を聞きながら、この記事を書いている。1987年のスマッシュヒットとなった一枚であるが、いまだ薄れぬその新鮮味に改めて感動している。音楽好きの皆さんにはぜひお勧めのアルバムである。
ジョージの一日も早い回復と完全復帰を、ただ願うばかりだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)