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新竹県新竹市の民家で16日午前、火災が発生し、焼け跡からこの家に住む男性(36歳)とその息子(3歳)の遺体が発見された。男の子は一度、玄関のそばまで逃げたが、父親を探しに戻ったために逃げ遅れたという。
亡くなった男性は、一年前に酒癖の悪さが原因で離婚したが、子供が懐いていることや出勤に便利なことから、元妻の実家で一緒に暮らしていた。最初に火災発生に気付いた元妻の母親は、男性を起こして消火を手伝ってもらおうと思ったが、前日の夜に酒を飲み酔いつぶれていた男性は全く起きる気配がなかった。仕方なく中風で体が不自由な夫を逃がしながら火を消し、孫の男の子にも逃げるように叫んだという。
トタン屋根の家には、自動車が4台とバイクが2台置かれていたほか、燃えやすい紙箱や雑物が大量にあり、家はあっという間に火の海に包まれた。一度は玄関まで逃げた男の子も、この火の海に驚き父親を探しに戻ったのではないかと見られている。
14台の消防車が出動し消火活動にあたったが、完全に消火されたのは1時間後だった。焼け跡から見つかった父子の遺体はわずか1メートル足らずしか離れていなかった。
火災の原因についてはまだ分かっておらず、消防局がさらに調べを進めている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)