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ゴミ捨て場には小金になるようなものが落ちている。まだ使えるような家具や換金できる空き瓶、金属など。しかし、ゴミ捨て場に捨てられた食べ物には、命を落とす危険があるので、手を出さないほうがいいだろう。
10月5日の新聞によると、死亡したのはアツレ・ブロム君(13)。南アフリカの東ケープ州にあるキング・ウィリアムズという町に住んでいた。彼は腹痛とめまい、頭痛といった症状を起こしていたが、10月2日朝、死亡したそうだ。
亡くなる少し前の9月末、彼は祖母にゴミ捨て場で見つけたものを飲んだことを話している。ブロム君は2週間ほど前から、友人と学校をさぼり、学校へ行かない代わりにゴミ捨て場へ行き、食べ物や空き瓶、金属などを漁るようになった。空き瓶や金属は加工工場へ持っていくとお金に換えてくれるのだ。また、リサイクルできるものを拾ったりもしていた。そこで見つけた食べ物や飲み物も口にしていたという。
死因は解剖してみないと不明だが、おそらく彼が飲み食いしたものの中に、すでに腐って毒物が生成されているものがあったのではないかと見られている。
彼の友人らも同様に飲み食いしているはずだが、病院へ搬送されたなどの情報はない。やはり落ちているものを食べるなど、危険極まりない行為であろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)