各社がこぞって新機能の商品を投入する秋冬インナー市場。来たる冬に備え、消費者にとっては選択肢が広がる一方、何を購入したら良いか判断しづらい状態である。そんななか、女性用下着メーカーのトリンプが、かねてより開発を行ってきた「遠赤外線放射素材」を用い“さめない”インナーシリーズを発表した。防寒対策の王道「遠赤外線放射素材」。日本の冬を席巻する「インナー戦国時代」に頭一つ抜き出ることができるであろうか。
満を持しての登場だ。トリンプ・インターナショナル・ジャパン(株)(以下:トリンプ)がかねてより着目し、開発を重ねてきた“さめない”インナー『Red Heat(レッドヒート)』である。
『Red Heat(レッドヒート)』が“さめない”秘密、それは「遠赤外線放射素材」にある。「遠赤外線」という言葉は冬にお馴染みではないだろうか。既に、多くの暖房器具や防寒用品にも活用されているのだが、体の芯からあたたまることで知られている。『Red Heat(レッドヒート)』では、その遠赤外線を放射するこだわりの糸を使用することで、脱いだ後もあたたかさが続くのだ。まさに“さめない”インナーと言えるだろう。
「遠赤外線放射」だけではない。様々な付加価値を加えた、3つのシリーズが用意されている。
3シリーズの中で最も多い14の商品ラインナップを誇るのが「うるおいセラテック」。冬の乾燥は多くの女性を悩ませている問題だが、「うるおいセラテック」ならではの保湿加工を施したしっとりやさしい肌ざわりは、まさに女性が求める理想の秋冬インナーと言えるだろう。
気になる静電気をセーブしてくれるのが「マジ軽ホット」。さらに、折り返し縫いのないいわゆる“ヘム仕様”が採用されており、アウターにひびきにくいのも特長だ。
トリンプ社最薄かつ最軽量のインナーシリーズとなるのが「マジ軽ホットライト」だ。抜群のフィット感で着ぶくれを解消。さらに、汗の臭いを気にする消費者の声に応え、消臭機能も追加されている。
いずれのシリーズも最大の特長はやはり「遠赤外線放射機能」を導入していること。秋冬インナーに最も求められる防寒・保温機能を遠赤外線というあらゆる世代の女性にとって馴染みのある素材で実現し、さらには「保湿」「制電加工」「アウターを邪魔しない」「汗の臭いを抑える」など各消費者のニーズに合わせて機能が付加されている。
節電という意識が強く我々の意識に浸透してから、初めて迎えるこの冬。インナーはもっとも身近で節電効果の高い防寒対策だ。だからこそ選ぶ消費者も真剣だが、同時に市場にはラインナップが増え、消費者の意識が追い付かなくなっている。様々な新機能が謳われ、どの商品が“本当に選ぶべきものなのか”それが分からない。その点において多くの日本人に馴染み深い「遠赤外線」は、あたたかさが持続すると納得できる感がある。各社試行錯誤するなかではあるが、既に発売されている「Red Heat(レッドヒート)」の好調な売り上げは、その選択が功を奏したことを物語っていると言えるだろう。
■「Red Heat(レッドヒート)」詳細 http://www.triumph.com/global/jp/campaigns/red_heat/index.html
(TechinsightJapan編集部 井上希)