「何事にも動じない強い女」というイメージの歌手マドンナ（53）であるが、わが子が涙を流す姿には動揺を隠すことができないようだ。9月25日にカバラ・センターから出てきたマドンナと娘ローデスちゃん（14）の姿をパパラッチがキャッチしたばかりだが、なぜかローデスちゃんは涙ポロポロ。娘の肩を抱き寄せ、車に乗るよう優しく誘導する母マドンナの姿にメディアが沸き立っている。

ローデスちゃんと母マドンナがニューヨークのカバラ・センターから出てきた姿をキャッチされたのは25日のこと。普段はキリリと気の強そうな表情が印象的なローデスちゃんだが、この日はなぜか悲しげな表情で涙まで流していた。カバラ・センターで一体何があったのかは明らかにされていないが、このときの母娘の様子からセンター内で何か衝撃的なことがあったのではと推測する声もチラホラ聞こえてきている。

マドンナがユダヤ教の伝統に基づく創造論とされるカバラに傾倒するようになって久しいが、このカバラが開催する礼拝にはマドンナのみならず、養子も含め彼女の子供達全員が通っているようだ。カバラの教えに出会い精神的な「目覚め」を経験してからというもの「全てのパズルのピースがあるべき場所に戻ったようだわ。」と語るマドンナは、以降深くこの宗教にのめりこんでいる。

「人生っていうのは適当に色々なことが起きているわけではないと思えるようになったわ。富を得て有名になることが永続的な満足感を私に与えてくれるわけではない。そしてそれが私の旅の終わりではないことも分かり始めたの。」

そうカバラについて語るマドンナであるが、この日礼拝に参加したロッコ君（11）、デヴィッド君（6）、マーシーちゃん（5）といった彼女の幼い子供達はご機嫌な様子でセンターを後にしている。

マドンナの若かりし頃にますますソックリになってきたローデスちゃんに、この日一体何があったのであろうか。親の信じる宗教の道を進む例はハリウッドでも多く、トム・クルーズ夫妻の娘スリちゃんがサイエントロジー系列の学校に初登校したニュースも先ごろお伝えしたばかりだ。宗教絡みのジレンマや葛藤がティーンになったローデスちゃんに生じていないのかが、気になるところである。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）