2004年に放映が開始され世界中で大変な人気を博したドラマ『Lの世界』への出演により有名女優の仲間入りを果たしたレイシャ・ヘイリー(40)が、搭乗していた飛行機から降ろされるというハプニングにあってしまった。
レズビアンの交際や友情を赤裸々に描いたドラマ『Lの世界』は日本でも大変なヒットとなり、レイシャ・ヘイリーもキャサリン・メーニッヒ(33)といった素晴らしい共演者らとともに一躍人気者の仲間入りを果たした。ドラマの世界のみならず私生活でも100%レズビアンというレイシャは、高校を卒業後にレズビアンであることをカミングアウト。以降自分のセクシャリティーについてはオープンにしてきた彼女だが、アメリカ社会全体が同性愛についてオープンかと言われれば答えはNoであろう。
9月26日、レイシャはガールフレンドと共にサウスウエスト航空の飛行機に乗っていたのだが、気持ちが高揚したのか周囲の乗客らの視線を気にすることもなくキスし始めてしまったという。それを発見した客室乗務員は2人の行為を黙認するわけにもいかず注意したが、それに対してカップルは激怒。素直にキスさえ止めておけばそのまま空の旅に出られたのだろうが、2人は機外に出るよう求められ旅立つことができなかったそうだ。これに腹を立てたレイシャは次のようにTwitter経由で反撃している。
「愛する人に愛情表現をすることが、いつから違法になったのかしらね。」
レイシャは現在の彼女を家族として愛しているらしく、サウスウエスト航空について次のように述べている。
「サウスウエスト航空は何をもって『家族』とみなすのか知りたいものだわ。同性同士で素晴らしい家族を築いた人達を私はたくさん知っているし、紹介してやりたいくらいよ。もしこれを読んでいるあなたが同性愛者なら、サウスウエスト航空はボイコットして。彼らは私達を嫌っている。」
今後レイシャは公式な謝罪と返金を求める構えというが、これに対しサウスウエスト航空は「同性だからではなく、そのふるまいに問題があるとしてお客様にお声をかけたのです。」と反論している。また同時に今後は直接レイシャらにコンタクトをとりお詫びしたいとも語っているが、双方が納得できる結果に至るには少々時間がかかりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)