カニエ・ウェストが手塩にかけて育てたDef Jamの話題の新人ラッパー、ビッグ・ショーン（本名ショーン・マイケル・アンダーソン＝23）が、女性への性的暴行容疑で逮捕された。

ニューヨーク市警察の発表によれば、事件が起きたのは4日。ニューヨーク・ルイストンで行われたウィズ・カリファとのジョイント・コンサートを終えた彼が、観客として来場していた1人の女性に対し、ウィリー・ハンズブロという友人と共に性的行為を強要したというものである。

プロデューサーにカニエを迎え、ヒップホップ界の大物ミュージシャンが揃って参加した鳴り物入りのショーンのデビューアルバム、『Finally Famous』はなんとこの6月に発表されたばかり。昨年9月にリリース予定であったものが長くずれ込み、ジラされ続けた期待の新人であっただけに、デビューしてあっという間の逮捕というのは情けない。

逮捕された2人は警察の取り調べを受けた後、500ドルを支払って保釈となったが、ヒアリングのために共に9月6日にニューヨーク郡裁判所への出廷が命じられた。ショーンの弁護士は「2人は猛烈に抗議しています。調べが進めば身の潔白を証明することが出来るでしょう」と語り、無実を主張している。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）