赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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23歳という若い女性が警察から服を脱げと言われた。その後、女性は警察にこのことを抗議したが、警察内部調査組織は「知らなかった」と驚きの回答をした。
プレトリアに住む女性(23)は、7月21日の深夜、友人の運転する車で自宅へ帰る途中だった。友人は飲酒運転、赤信号を突っ切って走るので女性は不安を感じていたという。そして不安は的中し、警察に止められた。2人の警察官は女性と友人を警察車両に乗せ、血液中のアルコール濃度を調べるため近くのクリニックへと連れて行った。
女性によると、クリニックの中で、ひとりの警察官が体にある痣や傷などを写真に撮るので服を全部脱げと言い出したそうだ。不思議に思いながらも女性は服を脱ぎ、写真を撮られた。
帰宅した女性は、やはりこの写真撮影を不審に思い、警察へ届け出た。しかし、その後彼女は糖尿病による意識不明を起こし、意識を取り戻すまで数日入院していた。意識の戻った彼女は、警察の捜査がどうなっているのかを問い合わせたが、驚くことに警察はまったく手をつけていなかった。女性は弁護士に頼み、弁護士はICD(警察内部調査組織)に打診、ICDは「この件が警察監視人のもとへ提出されていることに気付かなかった。この件が公にならなければ警察官は取調べされることもなかっただろう。」と述べている。
ちなみに女性の友人は飲酒運転で罰金を払うことになっている。これを職権乱用と言わずになんと言おう。万が一「捜査に必要だった」というのなら、女性の訴えに対して真摯に応えるべきだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)