赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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非常識なクレームをつけて学校を困らせるモンスターペアレンツは日本だけではなかった。南アフリカでは、クレームというよりも暴力で学校を困らせている。しかもその親の職業は警察官だという。
南アフリカのムプマランガ州の裁判所に、ある男性(43)が現れた。彼は8月2日に教師を殴り、さらに銃口を向けて脅した罪に問われている。
8月2日朝、2名の教師が男性宅に訪れ、息子の態度が悪いことを告げに来た。そのことに怒った男性は教師らに銃口を向け手を上げさせ、棍棒のようなもので殴りかかった。教師は32歳と42歳、怪我をしたためすぐ地元の病院にて治療することとなった。その後、学校側からの通報により男性は逮捕された。
驚くことにこの男性の職業は「警察官」。地元の警察の交通課で働いていたのだ。8月4日の裁判で、男性はさらなる調査をすることとなり裁判は月末まで延期となった。
ちなみに先月は、中学生の生徒をベルトで殴り、泣き叫びしゃがむ生徒を蹴ったりする教師や、痛みがより鋭いということで氷水で冷やした生徒の手を棒で叩く教師などが携帯の動画で撮られ、学校での生活指導が問題となった。教師も生徒も、常に被害者・加害者になりうる環境がつきまとっている。
警察官が暴力を振るうのも問題であり、学校への暴力も問題である。問題の息子は『この親にしてこの子あり』といわれて、更に居心地の悪い学校生活を送るかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)