赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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南アフリカのハウテン州にある病院で、亡くなった患者の家族が看護師にパンチを食らわした。亡くなったのは病院のせいだという。
患者が亡くなるたびにパンチを食らっていたらきりがない。病院で働く者の正直な気持ちだろう。
被害に遭った看護師は、患者が亡くなったのでその家族を病室へいざなった。家族は自分たちの母親が亡くなったことに嘆き悲しんでいたが、突然一人の息子が「母親が亡くなったのはお前のせいだ!」と、いきなり看護師に殴りかかった。
この病院は南アフリカでも有名な大病院「クリス・ハニ病院」で、貧しい人々が病院へやってくる。また医師側も、あらゆる病状を経験できるため、世界中からこの病院へ研修しに来るのだ。
ハウテン州の保健省は看護師を殴るという行為は明らかに『暴行』であり、黙認できないとしている。また、こういったケースは病院で働いている人々に恐怖を与えることとなる。「質の高いヘルスケアを提供するのに必要不可欠な医師や看護師などは、こういう状況下では守られるべきである。」とし、警察へ立件することとなった。殴られた看護師は、精神的ケアを受けている。
家族を失う悲しみを人のせいにして暴力的になってはならないし、病院スタッフもそれに怯えて仕事をするわけにはいかない。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)