writer : techinsight

【萌えよ!炎上キャッチャー】「”嫁いだ身”に自由は?」、「夫の顔を立てなきゃ」。お盆の帰省に見る既婚女性のフクザツな心中。

8月も半ばになると世間はお盆の帰省ラッシュ。しかし、ここでいつも頭を悩ませるのは結婚して「妻」となった女性だ。
お盆やお正月など、「嫁いだ身」であるが故に仕方なく毎回夫側の実家へ帰省し、ストレスを抱えたまま義実家の祭事をこなすという方も多いのではないだろうか。そんなこの時期ならではの妻の悩みがネット上に投稿されていた。

お盆・・・夫の実家」と題した既婚女性ならではの悩みが投稿されているのは、読売新聞が運営している大手小町内の掲示板“発言小町”だ。

タイトルだけを見て、お盆に夫の実家へ帰省するのが辛いという相談なのか?!と内容を確認したところ、意外なことに「夫の実家に盆正月の帰省をしないのは妙な気分」と感じているという内容だった。代々続く本家本元の家で育ったという投稿者は、盆にも正月にも一度も夫実家に帰省したことがないのが非常に解せないが、来年からは自分の実家に帰ろうかと思っているというのだ。しかも、自分の親兄弟よりも夫側の親兄弟の方が好きだという。

そんな相談がある一方で「帰省の度に主人とケンカになります」という、夫の実家への帰省が苦痛で2~3泊の期間すらもっと短くならないかと相談している人もいる。こちらは「夫の実家ではくつろげないので、(今の2~3泊する状況から)もう少し滞在日数を減らしたい」という内容だ。

世の多くの女性はどちらかというと後者の悩みを持つ方が多そうだが、自分が愛した男性の実家だと思えば前者の考え方も理解できる方も多いのではないだろうか。しかし、今や「嫁いだ身」などという表現自体がそぐわない時代となっており、ご先祖様と過ごすお盆を夫側ではなく妻側の実家で過ごしたり、お互いにそれぞれの実家へ帰省する、もしくは実家ではなく家族で自由な時間を楽しむ、と折々の祭事の過ごし方も多様化してきている。

折しも今はちょうどお盆休暇のシーズン。皆さんはどちらの女性に共感できるだろうか?

(TechinsightJapan編集部 北島 要子)