商品を購入する際に、真っ先にネットショップを思い浮かべるのが当たり前になりつつある昨今。特に、数年前から言われている大不況の影響もあって、リアル店舗のみならず、ネットショップ同士の価格比較や商品のラインナップ比較や特典の有無など、とにかく少しでもお得に購入するための情報チェックは欠かさない、という人も多いのでは? しかし、さまざまなショップが乱立している今では、価格の安さだけではなくショップの良し悪しを見極めることも必要だ。例えば、記者が価格比較でよく利用する『価格.com』も、店舗の良し悪しとなればここひとつで判断はできない。楽天市場やYahoo!ショッピング、amazonも同じだ。時には、無作為に検索した小さなネットショップのほうが、格安で対応も良い、なんてこともある。いったいどうしたら納得できるネットショップと出会うことができるのか。
最近ではショップを利用したらレビューを投稿するというものが多いのだが、そのレビューも、登録ショップが同じページを異なる商品に使い回していれば意味はない。実際、現在掲載されている商品とレビュー内容で言われている商品が異なっているショップもネット上には存在する。
そんな中、記者が目をつけたのがランキングサイトだ。しかし、ネット上ではすでに飽和状態にあるランキングサイト。いわゆるだましのようなサイトも多く、目的の項目をクリックしてもさらなるランキングサイトや全く異なるサイトへ飛ばされるというものも少なくない。一体どれが良いのかとネットの波を彷徨っていると、更新情報をツイートしているランキングサイトを発見した。タイムラインをチェックしてみると頻繁に更新されているではないか。ビジネス系の公式ツイートといえば一日数件程度しか更新されていないイメージがあるが、記者がチェックした日は一日で40件以上ツイートしていた。
今回記者がチェックしたのは、ネットショップランキングサイト老舗の『ショップベル』(http://www.shop-bell.com/)。
2005年からスタートしているという同サービスは、現在670のカテゴリに細分化されておりレディースファッション、型紙、犬の服など多彩だ。商品検索機能も実装している。また、「お稽古」というカテゴリを選択すると、さらに「フラダンス」や「パウスカート」などの細分化されたカテゴリが表示されるが、さらに目的を絞り込んだショップ一覧をチェックすることができる。さらにショップを絞り込むためのソートには、特典の有無や新着・アクセス数といった項目が用意されているのもお得に買物をしたいユーザーには嬉しいところ。しかし、出来れば実際に購入したユーザー数でもソートできるとより手を出しやすい感はある。
また、新規登録や情報更新されたショップについてはリアルタイムでツイートしてくれるので、いちいちサイトへ足を運ばなくても更新状況がわかるというのもありがたい。サイトのトップページも、一般的なランキングサイトに並んでいるうるさいバナーはあまりなく、パッと見で目的のものを探しに行きやすいところは初心者にもお勧めではないだろうか。
長らく言われている“百年に一度の大不況”で、ボーナスはカットされ昇給もナシ。挙句、残業代の大幅カットなど厳しい日々が続いているが、こういったランキングサイトや比較サイトをうまく使えば、家計にも優しく賢いショッピングが出来るのではないだろうか。
今や、個人がさまざまな情報を取捨選択できる時代となっている。あなたにあった賢いショッピング術を発見し、これからますます加速するとも言われる不況時代を乗り越えようではないか!
■『ショップベル』(http://www.shop-bell.com/)
(TechinsightJapan編集部 北島要子)