環境保護派として知られる俳優レオナルド・ディカプリオ（36）が、恋人の女優ブレイク・ライブリー（23）にも環境に優しくなってもらおうと、トヨタのハイブリッド車『プリウス』をプレゼントしたと伝えられている。

今年春から交際が伝えられるディカプリオとライブリーだが、ここにきて2人の仲の真剣ぶりを表すエピソードが出て来た。それは、ディカプリオがライブリーに新車をプレゼントしたというものだ。ゴシップサイト『PerezHilton』や、英紙『サン』、『デイリー・メール』など各主要芸能メディアが伝えている。

しかもただの車ではなく、環境に優しいハイブリッド車の『プリウス』を贈ったとのこと。ディカプリオは、ライブリーがロサンゼルスで燃費が悪いと不評の『レンジローバー』を運転していると聞き、「何と恐ろしい」と思ったのがきっかけのようだ。お値段は4万ドル（約300万円）で、色は黒であるという。

ディカプリオは環境アクティビストとしても知られており、07年のアカデミー賞授賞式では『プリウス』を自ら運転して登場、米元副大統領のアル・ゴア氏と共に地球温暖化への意識を高めるための訴えを行った。また、自身の運営する環境サイトでは、野生のトラを救う自身の活動などを紹介。環境保護を訴えるドキュメンタリーをプロデュースもしている。

また、彼は環境に優しいエコカー・マニアとしても知られている。自らも『レクサス・LS』や『プリウス』などのハイブリッドカーを複数台所有しているほか、先日は、米フィスカー・オートモーティブ社が販売するハイブリッドスポーツカーの最新モデル、『フィスカー・カルマ』を購入したと伝えられた。ガソリンを併用すれば最高速度は時速200キロという「環境に優しいスーパーカー」で、お値段は10万ドル（約770万円）とされている。

自分だけでなく、彼女にも環境に優しい車を運転してもらおう、という試みは大変素晴らしいことだが、レオ様とライブリーは今春から交際を始めたばかりで、まだ数か月の仲のはず。まだお互いのことを深く知らないのに、彼のほうからこんなに貢いでしまっていいの？といぶかしげに思っていたら、ディカプリオの代理人が、芸能サイト『E！』に「これは真実ではありません」とプリウス購入・贈呈を否定したとのことだ。一体真相はどうなっているのだろうか？

先日、そろってニューヨークのストリートでパパラッチされたレオとライブリーの2人は、自転車に乗っていた。『プリウス』よりも『カルマ』よりも、やはり車に乗らないことそのものが環境保護になるようだと、レオ様は気づいたのかもしれないが…。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）