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6月29日、中国空軍の航空機SU-27が初めて台湾東部の領空に接近していたことが分かった。先月、台湾国防部は中国空軍のSU-27が台湾海峡を超え台湾領空に侵入していたことを認めたが、現地メディアのその後の調べにより、事実はそれだけではないことが明らかになった。
事の発端は、6月29日、韓国プサン基地のアメリカ空軍が台湾海峡以西の中国領空を偵察したことにある。アメリカ空軍の侵入を発見した中国空軍が航空機を出動させた。中国軍は4回にわけ8機の航空機を出動させ、その際、台湾海峡にも接近した。しかし、そのうちの2機、SU-30が台湾と日本の防空識別圏(ADIZ)が重複する区域へ侵入し、竹島上空へ着くと南下したという。
この事態を受け、台湾からは航空機F-16、ミラージュ2000が緊急出動、日本の自衛隊も航空機を向かわせたという。これによってSU-30はようやく折り返し、同じルートで中国へ戻った。当時の飛行時間は43分間、台湾の領空には侵入していないものの、台湾との距離は150キロに迫り、首都台北も攻撃圏内であった。
しかし、SU-30が竹島上空にまで侵入したことについて、国防部は「事実ではない」と強く否定している。
近年中国は、次世代武器を頻繁に導入している。そして、ますます大胆になる中国。台湾国防部がはっきりと抗議を示さなければ、なんのための海峡か。また、中国空軍が東部海上に迫ったことを隠すことは、台湾国民2300万人の命を無視することであると訴える者もおり、「国防部はもっと多くのことを隠しているのでは」と不信感が高まっている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)