血痰に悩まされていたラオス人女性。タイの病院にてレントゲン検査を受けたところ、写真に写っていたのはなんと喉の中で生息するヒルの姿だった。

ラオスのフアイサーイ郡に住む女性はここ最近、血の混じった痰と咳が止まらない症状に悩まされていた。そこで女性は22日、ラオスよりも医療設備の整ったタイ北部チエンラーイ県の病院に行くためメコン川を渡った。

医師がレントゲン検査にあたったところ、そこに写っていたのはなんと喉に生息するヒルの姿だった。そこで緊急のヒル摘出手術が行われたのである。手術は30分以上の時間を有したものの無事成功。摘出されたヒルは体長6cmほどあったという。

女性によるといつヒルを飲み込んだのか、まったく心当たりがないらしい。しかし女性は1ヶ月ほど前、農作業時に田んぼ付近のあまり綺麗とはいえない水を飲んだという。よって医師はその水の中にヒルの子供、あるいは卵が含まれていた可能性が高いのではないかとしている。

体内にヒルが棲みついて、自分の血が吸われていく。想像しただけでも恐ろしい。
（TechinsightJapan編集部　若曽根了太）