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7月6日、プレトリアにあるアメリカ大使館の前に集まった何百人もの全国金属労組(NUMSA)メンバーらによる抗議活動に、南アフリカの与党ANC青年同盟(ANCYL)の議長であるジュリウス・マレマが参加。アメリカを「血に飢えた帝国主義者」と発言した。
マレマは、NATO連合軍のリビア攻撃に対して「アメリカは『血に飢えた帝国主義者』だ。毎年のように血を見ることに疲れないのか?」と発言。「アメリカは自分たちが血に飢えているからといって、毎年あちこちの国に爆弾を落としている。南アフリカは決してこういった決断の仕方を望まない。」と語った。
南アフリカ大統領ジェイコブ・ズマは、リビア上空飛行禁止空域を設定した国連の決断は誤っているという国としての考えを繰り返し述べているが、その空域をアメリカから作戦指揮権を移譲されたNATO軍は『爆撃キャンペーン』として禁止空域を無視している。これに対して、マレマは「アメリカは何も考えていない、彼らは政治をわかっていない。」とまたもや大胆発言。さらにリビアでの戦争を『暴力主唱』、つまりアメリカ、フランス、イギリスのような国がスポンサーとなっておこなっている暴力であると声を荒らげた。
ANCの後継者であるANC青年同盟の議長である彼は、35歳以上になるとANCの主要メンバーとなる予定であり、マレマは将来南アフリカの大統領になる可能性がある。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)