「A Night With Beyonce」と名づけたコンサートの中断を余儀なくされた歌姫ビヨンセ。いったい彼女の身に何が起こったのか。

実は彼女、ロンドンでのコンサートを録画中に声がかすれて出なくなり、歌姫ビヨンセの生パフォーマンスを見ようと何時間も待っていたファン達に謝罪をしてステージを降りてしまったらしい。彼女によると今回の不調は「十分に休息できていないせい」とのこと。“Countdown”という彼女の名曲を代わって最後まで歌い上げたのは、バックステージで控えていたバックアップ用の歌手だったそうだ。

ファン想いとしても知られるビヨンセだが、今回は長蛇の列を作りショーの開始を待ちわびていたファンを気の毒に思い、なんと200枚ものピザと水を手配して振舞ったそうだから、なんとも太っ腹である。ラッキーにもビヨンセが手配したピザをゲットしたファンの数人は、ピザを頬張る自らの写真を早速Twitterにアップ。ビヨンセのサイトには「なんて優しいんだろう。そんなこと、してくれなくても良かったのに。ファンを愛する気持ちからピザを手配してくれたんだね。ずっと愛しているよ、ビヨンセ」など感謝のコメントが続々と寄せられている。ショーの始まりを心待ちにしていたファンはビヨンセの優しい心遣いに感動もひとしおだったに違いない。ショーの中断は残念だったであろうが、ますますビヨンセのファンになって帰路についたはずだ。

グラミー賞の6冠達成を成し遂げたこともあるビヨンセ。来年には今や映画界の巨匠とも呼ばれるクリント・イーストウッド監督がメガホンをとる映画『スタア誕生』にも主演することが決まっている。音楽活動に女優としての活動、さらにはファッションブランドのオーナーとしての仕事にも忙殺されているビヨンセだが、どうか休み休み、無理のないように頑張ってほしい。
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）