CoCo(ココ)は1990年代前半を中心に活躍した女性アイドルグループだ。すでに解散しているがメンバーだった三浦理恵子がテレビ番組で人気絶頂期の頃にあった裏エピソードを明かした。
CoCoは1989年から1994年まで活動した女性アイドルグループで宮前真樹、羽田惠理香、大野幹代、三浦理恵子に途中まで瀬能あづさが加入していた。当時はアイドルの低迷期でありながらも彼女達は人気を保っていたのである。
タレント、女優として今も活躍する三浦理恵子が、7月4日に放送されたテレビ「HEY!HEY!HEY!」に出演してCoCoの思い出を語った。番組ではまず代表的な女性アイドルグループの紹介ビデオが流され、CoCoも1990年のヒット曲『はんぶん不思議』の映像が出て三浦もはにかみながら見ていた。この時三浦理恵子の隣に座っていたのがEXILEのMATSUだったが、彼は当時、CoCoの大ファンで特に三浦理恵子がタイプであると明かしたのだ。そして「本人を目の前に言いにくい」と少し躊躇しながらも「声と脚がいいな…」とみんなから人気だったと三浦に伝えた。
「ありがとうございます」とすっかり上機嫌の三浦理恵子は、ビデオを見た感想を尋ねられると「恥ずかしいですけど…。あまりの、ヘタさ加減に」と笑いながらCoCoのパフォーマンスが下手だと自ら認めてしまったのだ。MCの松本人志が「当時はそういうことでもなかった」となんとかフォローしようとすると、コーナー紹介者のフットボールアワー後藤も「ちょっと、踊りとかも少ないですよね」と説明した。
それを受けて三浦理恵子はさらに「振付ですよね。ちょっとお遊戯会みたいな感覚で…」とダメ押ししたので、もはや誰もフォローできなかったのだ。三浦は突然のデビューだったという状況を説明すると「大人の人達に曲を頂いて、次の日にはレコーディングしてたっていう感じです」と内情を明かしたのである。これには全員が唖然としていた。
この後、同番組の別企画で現在人気のK-POPグループKARAの密着取材が放送された。テレビ出演本番前に楽屋裏でそれぞれに歌と踊りを確認する彼女達の真剣な様子を見ると、どうしても三浦理恵子の話したCoCoの様子と比較してしまい、今のアイドルグループとの違いを感じざるを得なかった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)